このサイトではAmazonアソシエイト・アフィリエイトプログラムを使用しています。

『プロジェクトヘイルメアリー』ネタバレあらすじ。結末やタイトルの意味は?

『プロジェクトヘイルメアリー』ネタバレあらすじ。結末やタイトルの意味は? 小説・実用書

アンディ・ウィアー著作『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上下巻)』読了しました!

宇宙船『ヘイル・メアリー号』で目覚めた主人公が、徐々に「自分はなぜここにいて、何をさせられているのか」を思い出していく…という内容のSFです。

かの有名な『オデッセイ』と同作者で、2026年3月映画化の大ヒット作…!

この記事では

  • 結末までのネタバレあらすじ
  • タイトルにもなっている「ヘイル・メアリー」の意味

を簡単に解説していきます!

『プロジェクト・ヘイルメアリー』ネタバレあらすじ

分かりやすいように、出来事順にあらすじを要約します。

→実際に読むとkindle734ページ、読みあげ23時間(詳しく

ラストまでのネタバレが含まれますのでご注意ください。

人類滅亡の危機が発覚

中学校科学教師の男性

太陽から金星に伸びる光の道『ペトロヴァライン』が発見された。

これは「未知の微生物」…『アストロファージ』が通った跡だ。

アストロファージは太陽エネルギーを奪う。

野放しにしておけば

地球に届く太陽エネルギーが大幅に減る

地球が寒冷化

飢餓等で19年後に人類の半分が死ぬ

という緊急事態だ。

人類は『ペトロヴァ対策委員会』という国際機関を立ち上げた。

莫大な権力を与えられたこの委員会。

最高責任者は『エヴァ・ストラット』

そしてストラットが論文を読んで訪ねたのが、

元科学者であり、現中学校科学教師の主人公……

『ライランド・グレース』だった。

グレースはストラットに巻き込まれ、アストロファージ研究の第一人者となっていく。

→科学用語をイラスト解説する記事へ

ヘイル・メアリー号出発

注射器

人類は地球を救うヒントを発見する。

それが『タウ・セチ』という恒星だ。(実在)

ペトロヴァラインの中にありながら、唯一アストロファージに感染していない星。

ストラットたちはこの星を調査するため、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を発足した。

宇宙船「ヘイル・メアリー号」を開発し(なんと燃料はアストロファージ)、

クルー3名とその予備3名を選出した。

  • 遺伝子的に昏睡耐性を持った人物(狭苦しい環境に長期間閉じ込めることになる→殺し合いになるという研究結果がある→到着まで眠らせることに)
  • 燃料問題により片道切符となることに了承した人物

ところが出立9日前に事故が起こった。

とんでもないエネルギーを持つアストロファージは、「ナノグラム」と「ミリグラム」を間違えただけで大爆発を起こす。

事故により科学スペシャリストのクルー&予備クルーは死亡。

代打として『グレース』が抜擢された。

「死にたくない」と拒否したグレース。

しかしグレースが最も適任だと考えたストラットは……

グレースに『逆行性健忘薬(長い時間を遡って記憶を消す薬)』を打ち、眠らせてヘイル・メアリー号に乗せた。

※尚、プロジェクト・ヘイル・メアリー以外にも、温室効果ガスを放出するなどの策を実行している。

クルー『ヤオ』『イリュヒナ』死亡

宇宙服のイラスト

地球で数えて13年間(ヘイル・メアリー号内では3年9か月)、眠っていたグレイス。

薬の影響で「なぜここにいるのか」「何をすべきなのか」記憶が混乱したまま……

同乗したクルー『ヤオ船長』と『イリュヒナ』が亡くなっているのを発見する。

死因は3年9か月の昏睡負荷によるものだ

「昏睡耐性がある」とされたにもかかわらず、耐えられなかった。

人類の希望はグレースたった一人に託された。

彼は目的地:タウ・セチにたどり着き……

そこで、別の宇宙船を見つけた。

宇宙人『ロッキー』との出会い&意思疎通

ロッキーシルエットイラスト

地球外生物の宇宙船。そこに乗っている宇宙人。

探り探りでついに船体同士を接続し、壁越しに対面した。

人間よりは小さいが、服を着たバカでかい蜘蛛のような見た目の異星生命体(仮名:ロッキー)。

ロッキーのエリディアン語を音波解析ツールで解析し、

グレースは会話を可能にした。

そして以下のことが分かった。

・ロッキーは故郷の星『エリド』がアストロファージに感染したため、救う手立てを探してここに来た。(グレースと似た状況)

・46年間現在の場所におり、ロッキーは291歳。

・高温を好み、アンモニアで呼吸し、人類の29倍の気圧環境に住む。

・知覚には目ではなく「音」を使う。

・ロッキー以外の22名のクルーは放射線で死亡した。

二人は協力して、アストロファージをやっつける方法を探す。

アストロファージを食べる生物発見

キセノナイト製の鎖イメージ

ロッキーは1メートルの部屋を自作し、ヘイル・メアリー号に移動してきた。

そして会話の中で、ロッキーが相対性理論を知らず、「宇宙船の燃料(アストロファージ)を多く持ってきすぎた」と判明。

融通してくれるそうで、グレースが地球に帰還できる可能性が浮上した。

そして二人は実験へ。

淡いグリーンの惑星『エイドリアン』にて、「アストロファージを食べる生物がいる」と判明し、

キセノナイト製の強力な鎖を作り収集。

→キセノナイトとは?解説

この際ヘイル・メアリー号に穴が開いて死にかけるなどあったが、

無事、アストロファージの捕食者『タウメーバ』を採取した。

その後、実験により「窒素耐性があるタウメーバ」……タウメーバ82.5を完成させた二人。

これを持ち帰れば地球もエリド(ロッキーの星)も救うことができる。

二人は祝杯をあげた後、別れを惜しみながらもそれぞれ自分の星に旅立った。

ロッキーと別れた後にトラブル発生

手を伸ばすグレース

ところが帰路17日目、キセノナイト容器に入れていたタウメーバが逃げ出した。

原因を調べた結果「窒素耐性をつけたタウメーバは、キセノナイトをすり抜けられる」と判明した。

ロッキーの船は燃料タンクまでがキセノナイト製だ……

助けに行けば、地球までの食糧が尽きて自分は死ぬしかし……

グレースは地球に報告するための宇宙船『ビートル』4機を飛ばし、ロッキーの元へ向かった。

そして宇宙船を見つけ出し、怪我してヘドロまみれのロッキーを助け出した。

しあわせと連呼するロッキーを連れ、ロッキーの星『エリド』へ向かう。

【結末】ロッキーの星で教師に

遠くから見た地球

人間は「タウメーバ」を食べることができた。

よってグレースは、栄養失調で2・3年苦しんだものの生き延びることができた。

エリディアン達はグレースが生きるための研究を尽くしてくれ、

現在、エリドに来て16年。

遂に「アストロファージが太陽からいなくなった」というニュースが届いた。

人間たちはビートル到着から1年もかからず、地球寒冷化問題を解決したと思われる。

地球に戻るかどうかは迷っている。

グレースは現在、

ロッキーと友人付き合いをしながら、子供のエリディアンたちの科学教師をしている。

ヘイル・メアリーの意味は?

祈る女性イラスト

ヘイル・メアリー(Hail Mary)は『イチかバチか』という意味です。

結果はどうなろうと、運を天に任せてやってみること。のるかそるか。

コトバンクより

ラテン語で『アヴェ・マリア』。

一発逆転プロジェクト。

そしてヘイル・メアリー号は、人類のこの覚悟に見事答えてくれました。

『ヘイル・メアリー』がどんでん返しのハッピーエンドを呼び寄せてくれた…そんな気もしますね。

プロジェクト・ヘイル・メアリー関連記事へ
つまらない?読書感想記事へ
作中用語イラスト解説記事へ

紹介した書籍▼

コメント

タイトルとURLをコピーしました