イクサガミで登場する蠱毒運営側の「木偏」の一人『櫻』。
その正体は実在した剣豪『中村半次郎(桐野利秋)』です。
しかし史実では蠱毒の前年に死亡しているはずの人物でーー?
この記事では『中村半次郎(櫻)』をネタバレ解説。
- 何者なの?どんな人物?
- 史実とオリジナル要素は?
- 最後はどうなる?死亡するの?
をまとめています。
中村半次郎とは誰?史実&オリジナル要素

「人斬り半次郎」として、創作でも人気の高い半次郎。
まずはどういった人物なのか?イクサガミではどこからが創作なのか?簡単にまとめました。
| 本名 | 中村半次郎 → のちに桐野利秋 |
| ドラマ版キャスト | 淵上泰史 |
| 出自 | 薩摩藩。町に住む下級の武士階級(=城下士) |
| 性格 | 快活で人懐っこい。酒好きで、愁二郎の詰め部屋に笑顔で酒を持って現れたことも。 ※愁二郎も薩摩藩にいたことがあるため、かつての味方。 |
| 特技 | 示現流(薩摩の超攻撃的な剣術)を基盤とした剛剣。 最初の一撃は作中最強クラス。西南戦争でも抜刀隊を相手に無双。 |
| 経歴 | 幕末に多数の暗殺を請け負い、明治後は陸軍少将・正五位まで出世。 |
| 史実での最後 | 西南戦争・田原坂付近で1877年に戦死。 |
| イクサガミオリジナル要素 | 眉間に銃弾を受けるが 実は生存。 蠱毒黒幕・川路利良に泣きつかれ、木偏として参加する。 |
櫻として蠱毒に参加した理由は?

半次郎は(史実では死んだとされている)西南戦争に、西郷隆盛陣営として参加していました。
しかし現在協力している川路利良は「西郷討伐」に手を貸した人物。
敵側の人間になぜ協力しているのか?疑問が生まれますが……
これは結局のところ「もう一度剣を握りたい」という個人的な欲が理由でした。
さらに大警視である立場の川路が「泣きついた」ことも要因にはなっているでしょう。
川路は
- 西郷討伐に手を貸したのは不本意だった。後悔している。
- しかし偽の国士や賊を一度きれいに掃除しなければならない。
- これが終わったら刺し違えて、西郷の後を追おう。
などと半次郎を説得。
この川路の申し出は、半次郎にとって「都合の良い物語」でした。
半次郎は川路の言葉を受けて、自分の剣欲を「国家」「薩摩」「西郷の志」という大義で包み直し、蠱毒に身を投じます。
しかし愁二郎との戦いで気づくのです。
本当は、自らがもう一度剣を握りたいだけだったということに……
尚、半次郎が『櫻』として目立った行動をとるのは
- 天龍寺にて、槐を守って安藤神兵衛を斬った時(この時は覆面)
- 川路の命令で大久保利通の暗殺に動いたとき
- ゲーム終盤、愁二郎の足止めで一騎打ちしたとき
です。
結局『大久保暗殺』は史実通り『石川県士族』が行い、半次郎は「そこに誘導する」くらいの役目でした。
しかし大久保は西郷にとって最大の敵とも言ってよい相手。仇討ちを成した…と言ってよいと思います。
最後どうなる?愁二郎との最終決戦

蠱毒後半戦…参加者が9名まで絞られた東京から派手に動く半次郎。
日本橋で愁二郎の行く手を阻む者として立ちはだかっており、剣での一騎打ちが行われます。
日本橋とは?
江戸の中心地。終着地の『寛永寺の黒門』から約2.5〜3km。(徒歩30~40分)。
しかしこの時点で蠱毒が始まった当初よりもかなり強くなっている愁二郎。
愁二郎が半次郎の速度と破壊力を上回り……
愁二郎のほうが強い
ということが分かってきます。
同じように江戸で薩摩藩の刀をしていた二人。
しかし愁二郎だけが妻子を持ち、どこかのタイミングできちんと「自分」を取り戻して生きてきた。
それが現在の力量差であると、半次郎は気づきます。
「日本の為」など、西郷等の言葉に共感して大義名分を掲げてきた自分。しかし本当は「もう一度剣を握りたかっただけ」だったーー……
愁二郎に柔らかな目を向けた半次郎。
「またやっが」と言い遺し、日本橋川の水面落ちて(おそらく)死亡しました。
※またやっが……薩摩弁で「またやってくれたな」の意
まとめ

- 『櫻』の正体は、中村半次郎(桐野利秋)。
- 史実では西南戦争で死んだ人物だが、作中では「眉間への銃弾」を避けていた設定。
- 蠱毒参加理由は「剣を振りたい」という欲望を、大義で偽装したもの。
- 川路利良の言葉が半次郎の罪悪感を薄め、協力の後押しになっている。
- 大久保暗殺を「誘導」したが、実行したのは史実通り石川県士族。
- 最終決戦では愁二郎が勝利。半次郎は戦いの中で自分の本心を理解する。
- 「またやっが」と言い残し、日本橋川に落ちて最期を迎えた。
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